みなさま、こんにちは、こんばんは。
    ここ最近は雨が続いておりましたが、本日の関西はとても良い天気です。
    弊社はここから数か月は繁忙期ですので、週末の天気が良いと心が休まるのでうれしいです。

    さて、表題についてお話しようと思います。

    我流が故の歪み

    私は現場改善を人の観点からお手伝いさせて頂いております。
    各組織において問題の様相はもちろん異なるのですが、問題の発生原因を追究した際、複数の組織に当てはまる共通した要素が抽出されます。

    それは、我流が故の歪み、です。

    モノゴトには、正解はなくても、最適な考え方や方法論は間違いなく存在します。

    とりわけ、人材育成・指導においては、それが如実に結果として出ます。

    人の育成・指導を我流で行うと、ほぼ失敗します。人材育成を少し軽んじていると言わざるを得ません。

    ましてや、指導者が経験則で指導を行えば、部下・後輩からはウンザリされます。「また先輩の経験か・・・」という具合です。

    もちろん、経験則を指導で活用するケースはあります。
    先に何について伝えたいか、その理由は何かを明確にして伝え、具体的に伝えていきます。ここでも最適な方法論があるということです。

    言いたいことだけ伝え、思ったように指導する。
    それで人が成長するなら今頃世の中は成長した立派な人たちであふれているでしょう。

    人材育成に限ったことではありません。

    経営と子育ても同じ

    経営もそう、子育てもそうです。

    学ぶことはしない、思ったように取り組む。
    これが大人の考え方かと思うと、背筋が冷たくなります。
    まるで子供のまま身体だけ大きくなった印象を受けます。

    大人には責任があります。

    その責任を果たすためには、先人が築いてきた素晴らしい知識や知見を確認し、大人として責任ある行動を取っていきます。

    そこから個人の色を出し、知恵に変換し、オリジナルの行動を取ることは逆に素晴らしいことですね。

    すべての土台になる知識をなおざりにして、いきなり我流で取り組まれることのリスクを少し考えていきたいところですね。

    とくに、立場が上の方であればあるほど、です。

    知識を得て、知恵に変換し、行動に転じる。

    この流れは一つの真理です。

    驕らず、謙虚に学ぶ姿勢が多くの日本人に欠けています。

    もっと謙虚に、周囲に感謝し、責任ある行動を、多くの日本人は取っていかなければいけません。

    そのような思いを抱いて、日々、自分自身を見つめ、講師として研鑽していこうと考えております。

    無知はときには意図せずだとしても暴力にさえなり得ます。

    いまの自身の責任を正確に捉え、それらを果たすために何を学ぶ必要があるのか、真剣に考えていきましょう。

    セレア株式会社 石川将平

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    serea-ishikawa
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