研修内容
目的
事務ミスの発生過程を理解し、事務ミス防止に向けて『実践的な知識技術』を身に付ける
概要
事務ミスを防止するためには、他組織の対応事例を直接自組織で活用しても、根本的な解決には至りません。事務ミスが発生する要因は組織体制、人的資質、コミュニケーション環境などの複数の要素が複合的に絡み合って発生致します。それを紐解き、組織ごとに発生している要因を特定し、そこに対して有効性のある対応策を講じます。端的に表現しますと、問題発見・解決プロセスです。そのため、問題を解決するために必要な考え方、知識技術が根本的に求められます。この点をご理解頂き、実際に複数のケーススタディにチャレンジし手頂くことで、初めて自組織の事務ミス発生予防の入り口に立つことができます。
当研修では、上記の要素を踏まえ、講義とワークを織り交ぜ、事務ミス防止に向けて実践的な知識技術を身に付けて頂きます。
研修で得られる要素
- 事務ミス防止に向けて、実践的な知識技術を習得できる
- 事務ミス防止以外でも活用できる問題発見・解決能力を習得できる
- 事務ミス発生の主要因の一つである心理的安全性について、その重要性や醸成方法を理解し、現場で実践することができる
- ヒヤリハット情報の確実な収集方法を理解することができる
- リスクマネジメントの知識技術を習得できる
受講者様の声
- これまで事務ミス防止に向けて複数の研修を受講しましたが、今回の研修は事務ミス発生の根本的な要因を特定するところに重点が置かれており、非常に有意義な時間でした。何故事務ミスが発生し続けるのか、その要因がようやく見えてきました。
- 今までは方法論の模索に意識がいっていたことに気付けました。闇雲に打っても効果は上がらないので、今後は自チーム内で連関図を活用して根本要因を探っていこうと思います。
- リスクマネジメントの考え方として様々な講義を頂きましたが、それらは管理者としてのマネジメントにも大いに活用できそうです。
- 研修受講していて、自組織ではマニュアルの管理運用方法に問題があると感じました。どのタイミングで報連相打確が必要なのか、その点の抜け漏れが多くあります。改善していきたいと思います。
- 組織的に事務ミスを防止していくという点がとても大事だと感じました。現場では何か個人の意識やスキルばかりに焦点があたっているように思います。これを機にチーム全体で事務ミス防止に向けて取り組んでいきます。
当研修の関連記事
事務処理ミス防止研修|事務処理ミスを限りなくゼロへ近づけていきませんか
セレア株式会社では年間担当させて頂きます研修件数の上位3つに入ります。それほど全国の公的機関様(民間企業様も若干数みえます)において、事務処理ミスを防止する必要性を認識されているのだと考えます。人間が事務処理を行う限り、ミスがゼロになるということはあり得ないでしょう。そのため、ゼロに近づけていくことが課題です。ではどうすれば事務処理ミスをゼロに近づけていけるのか。当記事ではこの点についてお話して参ります。