研修内容

目的

心理的安全性を高めていくために必要となる考え方、知識技術を習得することで、組織人員のパフォーマンスを最大化し、業務の生産性向上を実現する。

概要

業務の生産性を向上させるためには、心理的安全性の醸成が必要不可欠です。業務改善活動やDX活動など、業務の生産性向上のために多くの組織が多角的にアプローチしています。しかし、組織人員が気持ちよく働くことが出きていないのであれば、どのような施策を打ったところで、人が機能しきれていない中ではその効果は限定的です。組織は人で成り立ちます。その『人』において、不安な心理状態や疲れ切った身体状態では人が機能しません。結果、組織は成り立ちません。それでも強引に組織運営うぃ行おうとすると、組織上の諸問題が発生します。事件・事故、ハラスメント、退職など、組織運営に黄色信号がつくような大きな問題です。人は可能性をもっています。その可能性を生かすためには『心理的安全性』を確保する必要があります。

当研修では上記を踏まえ、心理的安全性を醸成するために、リーダーシップの立場とフォロワーシップの立場の両方から各要素を確認し、組織の心理的安全性を高めていくためのきっかけをご提供して参ります。

研修で得られる要素

  1. 心理的安全性の醸成に必要な日々のコミュニケーション方法を習得できる
  2. 上司部下、同僚同士における相互尊重の考え方、接し方を習得できる
  3. SOC(首尾一貫感覚=前向きに壁を乗り越える力)の醸成方法を習得し、自己効力感(自分は何とかなるという考え)の向上、メンタルヘルスケアの効果を得ることができる
  4. 自身の日々のコミュニケーションにおいて、心理的安全性の醸成を阻害する要素を見つけ、改善することができる
  5. 管理職と一般職は、各々の立場で心理的安全性の醸成に向けて必要な行動内容を理解し、現場で実践することができる

受講者様の声

  • 心理的安全性の重要性を理解できたとともに、単に毎日コミュニケーションを取っていれば良いということではなく、コミュニケーションの取り方を学ぶことが出来たのは大きかった。
  • 私は何か楽しい話を同僚とたくさんすることで心理的安全性が高まると単純に考えていました。それも大事だが、お互いの弱さを見せることのほうが大事だということがとても理解出来ましたし、共感出来ました。
  • SOCという考え方を初めて知りました。仕事に雑務はなく、すべてに有意味感をもつことの重要性を知ることが出来ました。
  • アサーティブ思考について、これまで理解したつもりになっていました。テクニックのように活用していましたが、『アサーティブ9つの権利』について深く考えることができ、これからの自身の人との接し方を見つめ直そうと思いました。
  • 職場で起きている様々な問題の発生原因は、実は心理的安全性の不足によるものだと心から理解出来ました。

当研修の関連記事

チームワーク

心理的安全性を醸成するための新任管理者の5つの秘訣

新任の管理者にとって、チームの心理的安全性を醸成することは非常に重要です。心理的安全性が高まる環境では、メンバーは自由に意見を述べたり、アイデアを出したりすることができ、チーム全体のパフォーマンスが向上します。

back cast

職場文化を健全に保つためのリーダーシップ:部下との関係を強化しハラスメントを回避する方法

リーダーシップの重要な側面の1つは、職場文化を健全に保ち、部下との関係を強化してハラスメントを回避することです。この記事では、リーダーシップの要素と具体的な戦略に焦点を当て、健全な職場環境を実現するための方法を探ります。