みなさん、こんにちは、こんばんは。
4月ですね。急に暖かくなってきており、日中過ごしやすいです。気持ちが上がりますね。
弊社はここから数か月、超繁忙期に突入します。
たくさんの出会いが待っています。とても楽しみです。
一方で、体調面はとくに気を遣う時期でもあります。絶対に自身の担当業務に穴を開けられませんので、高い緊張感を維持していく必要があります。
みなさんも体が資本だと思いますので、ぜひご自愛くださいませ。
さて、本日はイメージを具体化する力についてお話いたします。
イメージを形にすることは、セレアのメイン業務の一つでもあります。お客様のご不安、ご要望、漠然としたイメージ、これらを目に見える形で具体化していく業務です。
見方を変えますと、この動きができれば、立派にお仕事として成立する、それくらい価値があると考えています。
この能力の土台部分にある要素が『傾聴』と呼ばれるものです。
相手の立場になりきり、相手の目線で見て、相手の耳で聴く。自分をゼロにする瞬間です。これは相当の経験が必要です。
少し話が逸れますが、現代社会はそれぞれが主張することを良しとする風潮があり、それはそれで素晴らしいことです。
言いたいことがあるのに言えない状況は誰においても辛いですから。
ただ、この流れは少し危険だなと思う側面が私にはあります。
・客観的にみてハラスメントでも何でもないことをハラスメントだと主張される方
・対話の最中に自分の主張を強く押される方
・こちらの話を遮って自身の主張をされる方
・受け入れる気がない表情で話を聞かれている方
こういった方々を生んでいく危険性があると考えています。
自分をゼロにするどころか、ケースによっては自分が100、相手0の状態が生まれ、その相手からは一切の信用を無くすでしょう。
これとは真逆の状態を作るのです。
自分を意図的にその瞬間だけゼロにして、相手の立場になり切る。
訓練を積めば誰でもある程度は出来るようになると思います。
そして、この訓練の効果は様々な派生効果を生みます。
1.自責思考を中心とした思考
2.周囲への配慮
3.面談能力向上
こういった要素を生み出していきます。
ではどうやってその訓練をしていくのか。
色々ありますが、ぜひ次の点を実行してみてください。
『対話中に、「私は」という表現をゼロにしてお話しする』
これだけです。
訓練ですから、訓練が終わればご自身を主語にした会話をされてもOKです。
とにかく、いったん『わたし』を外に置いておくのです。
ぜひトライしてみ下さい。
セレア株式会社 石川将平